『ビューティカル』を元気よく育てて、きれいに楽しむには、コツがあります。日当たり、風通しがよい場所で、水はけ、水持ちがよい土に植えて育てます。
鉢植え
直径18cm以上の鉢に、1株を目安に植え付けます。
鉢底に軽石等の鉢底石を敷き、用土は市販の草花用培養土 (「花三昧®」など)を用います。アブラムシやアザミウマ(スリップス)などに効果のある、粒状の殺虫剤を用土に混ぜると害虫予防ができます。
地植え(花壇植え)
株間30~40cm程度で植え付けます。植え付け1週間前までに腐葉土、完熟堆肥、肥料をすき込んでおきます。
鉢植え
植え付け時に水やりした後は土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまで、たっぷり水やりをします。
地植え(花壇植え)
基本的に雨水だけで大丈夫ですが、晴天が続き、葉がしおれてくるようであれば、たっぷり水やりをします。
植え付け1~2週間後から1カ月に1回を目安に草花用の固形肥料を置き肥します。また、植え付け1カ月後から液肥を2~3週間に1回程度水やり代わりに与えると、花付きがよくなります。
花の色が悪くなったり、しおれてきたら早めに花を摘みます。
花後もタネはできないので咲き終わってしおれた花を取り除きます。
『ビューティカル』は自然にスタイルよく成長しますが、梅雨時の長雨や夏場の高温で株姿が乱れたら、伸びた枝の半分くらいまで切り戻しをします。切り戻したら必ず追肥します。
スタイルよく開花しながら大きくなるので、手間があまりかかりません
雨に強いので、初めての方でも気軽にトライできます
『ビューティカル』は他のペチュニアと比較しても抜群の花上がり。ヤブランを寄せ植えの中心に入れ、『ビューティカル』の間から顔をのぞかせるようにするとよいでしょう。
「ビューティカル シナモン」と「クローバー ティント ワイン」のシックな赤系に、フレンチラベンダーの青い花を差し色にしました。シナモンの大きな花の面と、ラベンダーの細かな葉と茎、ひらひらとしたクローバーの薄い葉の質感の変化で、3ポットでも楽しめる寄せ植えです。
ニュアンスカラーの「ビューティカル シナモン」を主役に、バーベナと宿根ロベリアの小花を散らし、カレックスの細い葉とコプロスマの斑入り葉をアクセントにしました。
ユーカリ「グニー」とエレモフィラのシルバーリーフで、高さと動きを出し、マーガレットやイソトマの優しいピンクに「ビューティカル ボルドー」の濃い色で引き締めました。
「ビューティカル サンレイピンク」とキンギョソウ、クリーピングタイムを、同系色の優しいイメージにまとめました。
「ビューティカル キャラメルイエロー」とユーフォルビアのイエローのつなぎに、銅葉のニューサイランとヒューケラで引き締めました。フレンチラベンダーの花が休むころ、キクが咲いてきます。
フィソカルパスの銅葉と「ビューティカル フレンチバニラ」の花底の色がつながり、ふんわりとトリフォリウムがしだれます。