庭木や果樹に寒肥やお礼肥えを与えることは、来年の成長に差が出る大切な作業です。簡単な作業ですので、毎年きれいな花やおいしい果実を楽しむために、寒肥やお礼肥えの肥料の選び方を理解して、チャレンジしてみませんか。
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Q
寒肥とは?
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A
かんごえ、かんぴと読みます。冬の間、主に休眠している庭木や果樹に与える肥料です。春に元気な新芽を出させるための栄養補給のような役割をします。根を傷めないように冬の間に肥料を熟成させて、成長が始まる春に根に吸収させたいので、ゆっくりと効いて植え替えをしない樹木の土壌改良にもなる有機質肥料がおすすめです。
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Q
お礼肥えとは?
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A
おれいごえと読みます。その名の通り、たくさんの花や果実を付けた後の庭木や果樹に感謝を込めて、疲れた樹木を回復させる役割をします。消耗した体力を早く回復させたいので、効き目の速い化成肥料がおすすめです。
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Q
寒肥・お礼肥えのやり方は?
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A
樹木は根の先端から肥料の成分を吸収するので、効率的に肥料分を吸収させるには、根の先端に肥料を施す必要があります。根の先端は、枝の先端あたりに位置しているので、枝の先端あたりの地面を円状に溝を掘るか、大変であれば穴を一定間隔に掘って、肥料を埋めます。
または