種のヒミツ

意外と知らない種のあれこれをお教えいたします。

1. 種には毛が生えてる?

実は、人と同じで、種にもいろいろな種があります。
品目によっては、毛が生えていたり、指でつまむには小さすぎてそのままだとうまくまけなかったり…。
この毛を取り除いたり、指でつまめるサイズにコーティングをして加工処理するのも、サカタのタネの仕事です!

他にも、発芽が早くそろうように処理をほどこした「プライミング種子」、広い畑でも種まきしやすいようにテープ状に加工した「シーダーテープ」など、さまざまな種類の加工種子があります。

2. 実は直射日光は苦手

植物には日光を当てた方がよいと思うかもしれませんが、お手元に届いた種は、休眠中の状態です。湿度や日光を避け、なるべく変化のない一定の環境で眠らせてあげることが大切。

そんな種の保管に適した場所は、冷蔵庫の野菜室など。湿気が入らない密閉容器に入れて保存しましょう。冷蔵庫以外でも「冷暗所」保存が基本です。
サカタのタネには、購入したタネをまき時期までベストな状態を維持するために、タネ専用の冷蔵庫が自宅にある社員もいるほど。

※ただし、マメ類の種は常温での保管がおすすめです。

3. 種には寿命がある?

種は生きています。だから寿命もあります。
種の有効期限は、法律でも定められています。
保管場所に注意して、有効期限内に使い切りましょう!

4. 水やりにはどんな役割が
あるの?

発芽適温というのは、実は気温のことではなく、地温(土地の温度)のことを指します。種は、地温5℃くらいで発芽するものから、35℃で発芽するものまでさまざまです。
しっかりと日光に当て、土を温かく保つことができれば、気温が少し低くても発芽に適した地温になります。

ただし、夏場は地温が60℃以上になることもあります。水やりは栄養分の吸収を助けるだけでなく、地温を下げる効果もあるのです。
種は赤ちゃんと一緒。暑い日は涼しく過ごせるように、しっかりと面倒をみてあげないといけません。

5. 種袋にはヒントがいっぱい!

開けたら捨ててしまう種袋。
でも実は、種まき時期やまき方の他にも役立つたくさんの情報が詰まっています。
読み方を覚えれば、どんな種でも上手に育てられます。ぜひ読んでみてくださいね!

6.ちょっと意外な種のまき方

種まきというと、手で土にまくイメージだと思いますが、実はいろんな方法があります。

ジフィーセブン

吸水させるだけで培養土ポットに。中央のくぼみ部分に種をまき、芽が出たらそのまま定植できます。
草花・野菜の育苗に適しています。

ジフィーポット

ポットごと土に植えられるので根傷みの心配もありません。
やがて土に戻る地球にもやさしいポットです。
通気性がよいので根の成長が早く、健全な苗に育ちます。

テープシーダー

シーダーテープ用の種まき機です。
広い畑に一気に種をまく場合に便利です。

ハンドシーダー

小さすぎる種をまくときにおすすめなのが、この種まき器。プレート穴を種のサイズに合わせて、一粒ずつ種をまくことができます。

7.間引くと丈夫な苗になる?

まず、種を少し多めにまいて混み合った状態で発芽させて競争を促します。芽が出たあとは、かわいそうな気もしますが、間引いていきます。実は、この間引くのも大切な作業です。なぜなら、株が混み合っていると風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなってしまうからです。

背が高く間延びしてしまっているもの(*)や、茎が細くてひょろひょろとしてしまったもの。葉の形が悪かったり欠けてしまっているものから間引いていきます。

*徒長といいます。

8.「種」は会社そのもの!

市販されている多くの品種は、性質の異なる2種類の「親」をかけ合わせて作った品種です。これを「F1(一代交配種)」といいます。
この親となる種は、会社にとってかけがえのない大切な財産です。
世界のどこか、サカタのタネのほんの一部の社員しか知らない秘密の場所に厳重に保管されています。

F1品種の場合、自分で育てた花や、買ってきた野菜から種採りをしても、残念ながらその種からは同じ性質の花や野菜はほとんどできません。

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