イングリッシュガーデンで定番の草花でもあるデルフィニウムは、大きく「エラータム系」と「シネンシス系」の2種類に分かれ、どちらも切り花に向きます。
エラータム系は長い花穂に華やかな八重の花を咲かせます。シネンシス系はよく分枝して小ぶりでかわいらしい花を咲かせ、エラータム系と比較して草丈が低いので花壇や鉢植えにも使いやすいです。
ここではデルフィニウムの栽培のポイントとおすすめの品種をご紹介!
ぜひ参考にしてくださいね。
デルフィニウム栽培のポイント
【種まき】
デルフィニウムの発芽適温は15~20℃で、寒冷地では春まき、温暖地では秋まきが適します。種まき時のポイントは「種に光を当てない」ことです。
デルフィニウムは暗発芽種子(暗い場所で発芽しやすい種子)のため、まいた後にしっかりと覆土し、上から新聞紙をかけて管理します。
発芽に10~14日の比較的長い日数を要する草花ですので、発芽するまでの間は水が切れて乾かないように注意します。
発芽したあとはよく日に当てるようにしましょう。
【育苗・定植】
苗が本葉2~3枚になったら葉が土の中に入らないように気を付けながらポットに移植し、しっかりした苗に育てます。
エラータム系品種の場合は大きく育つので十分に株間を確保して定植しましょう。日当たりと水はけのよい土地に植え付け、過湿には注意します。
エラータム系「キャンドルiQ」シリーズ
2025年秋新発売のデルフィニウム「キャンドルiQ」シリーズは、エラータム系の切り花向き品種で、大輪で花穂のボリュームがあるのが特徴です。
従来品種と比べて花の詰まりもよくなり、2番花以降もしっかりボリュームある花が咲くので、見応えのある花を何度も楽しめます。
栽培のポイントを押さえて、ぜひチャレンジしてみてください!
従来品種と比べて花の詰まりもよくなり、2番花以降もしっかりボリュームある花が咲くので、見応えのある花を何度も楽しめます。
栽培のポイントを押さえて、ぜひチャレンジしてみてください!
エラータム系デルフィニウム(種子・苗)
シネンシス系「プデル」シリーズ
育てやすい一重咲きの「プデル」シリーズは、シネンシス系の中では草丈がとれるので花壇だけでなく切り花としても楽しめます。
カジュアルな花束やアレンジメントにも適し、2番花以降もとりやすいおすすめの品種です。
カジュアルな花束やアレンジメントにも適し、2番花以降もとりやすいおすすめの品種です。