鉢で育てる!切り花用ヒマワリ
青空の下に元気いっぱいに咲き誇る、夏の代名詞ともいえるヒマワリ。タネも大きくてまきやすく栽培もしやすいので、幅広い年代の方から愛されています。花弁や芯の色もさまざまで品種も豊富ですが、草丈が高い切り花用品種は難しいかも…と感じたことはありませんか? 今回は無花粉の切り花用ヒマワリ「ビンセント®」シリーズ ポメロ、オレンジの鉢植え栽培に挑戦! 栽培経過をレビューします。次の夏はぜひご家庭でヒマワリを楽しんでみませんか?

播種~育苗・植え付けのポイント

【タネまき】
ヒマワリは定植する場所の準備ができていればそのまま直まきできますが、ポットまきも可能です。
1ポット当たり3~4粒を等間隔でまきます。ポットにまいてあえて根の量を制限することで、草丈が抑えめとなり伸び過ぎないように栽培できます。

 


※写真はハウスでのタネまきの様子です。ヒマワリ「ビンセント」シリーズのまき時期は発芽適温20~25℃の時期を目安とし、作型図の範囲で栽培してください。

 

【育苗・植え付け】
タネまき後1週間程度で発芽します。本葉2枚くらいになったら、子葉が土に埋まらないように気を付けて鉢に植え替えます。土は花用の園芸培養土でOK!
鉢に植える本数の目安として、30cm鉢なら18~21本、24cm鉢なら9~12本植えるのがおすすめです。乾きやすくなるので注意します。植え付け後、十分に活着するまでは、土の表面が乾いたら水やりするようにしましょう。

 

管理~開花後・アレンジメント

【管理】

鉢は風通しと日当たりがよい場所で管理しましょう。アブラムシ・コナジラミなどの害虫の防除、うどんこ病・べと病などの病気の対策として必要に応じて薬散を行います。

追肥は8:8:8の化成肥料を月に1度与えます。

 

【開花後・アレンジメント】

花の下の葉2、3枚を残して、あとの葉はすべて切り落とします。花瓶の高さに合わせて茎の長さを決めたら、水の中で切れ味のよいハサミで斜めに茎を切ります。
花瓶に「ビンセント」を生けて、お好みのアレンジメントを楽しみましょう!花を切ったあとは涼しいところに置き、切り花延命剤を使用すると長く楽しめますよ。

 

  

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