園芸研究家である杉井先生に「春待ち苗」を使って花壇を作ってもらいました。杉井先生ならではの組み合わせやすぐにまねできるガーデンメソッドも伺ったのでぜひ参考にしてください!



杉井先生が「春待ち苗」を花壇に使った感想
■「春待ち苗」は「骨太な株」に育つ
「春待ち苗」は完成された株ではなく、植え付け後に環境になじみながら成長するのが特徴です。早春に植えることで寒さにしっかり当たり、根の数が増えます。根が充実すると葉も増え、結果として「骨太な株」に育ち、自然と花数も増えます。
骨太な株は春の強風や長雨にも倒れにくく、日々の管理が楽になるのもうれしいポイントです。店頭で販売されている花付き苗とは違う、たくましい成長が期待できるのは「春待ち苗」ならではの魅力です。
■既存の植物との組み合わせもおすすめ
さら地に植えるのもよいですが、すでに植えてある植物の株間や落葉低木の株元などへの定植がおすすめです。「春待ち苗」が咲き終わるころには、夏用の宿根草(エキナセアなど)や落葉樹の新芽が育ち始めます。「春待ち苗」を抜くタイミングは、次の季節の庭づくりを始める合図となり、夏の庭への準備もスムーズに進みます。
■春の庭に、思わずガッツポーズ
「春を待つ苗」という名前の通り、春に満開を迎えたときには、思い描いた景色が広がり、思わずガッツポーズが出るような感動があるはずです。
杉井先生のガーデンメソッド
①枯れ枝を支柱に
つる性植物や草丈が高めの植物には、落葉樹の枯れ枝で支柱をするのがおすすめです。
自然な景観になじみ、花や植物の魅力を引き立てます。冬も違和感なく、庭に溶け込み開花まで楽しめます。
つる性植物や草丈が高めの植物には、落葉樹の枯れ枝で支柱をするのがおすすめです。
自然な景観になじみ、花や植物の魅力を引き立てます。冬も違和感なく、庭に溶け込み開花まで楽しめます。


②自然な景色をつくるには
こぼれ種でできた庭のような自然な風景にしたいときは、葉の形状が異なるものや、草丈違いで配置をするとナチュラルな景色になりやすいです。新しい根が育ちやすいように、通気性のよい土に整えてから植え付けます。
こぼれ種でできた庭のような自然な風景にしたいときは、葉の形状が異なるものや、草丈違いで配置をするとナチュラルな景色になりやすいです。新しい根が育ちやすいように、通気性のよい土に整えてから植え付けます。
移り変わる花を楽しんで!「春待ち苗」の開花順

4月中旬から開花スタート
ワスレナグサ
↓
オルレア
ジギタリス
ダイアンサス レッド
キンギョソウ
↓
カンパニュラ
スターチス
デルフィニウム
ダイアンサス マジカルピンク











