カメムシ対策の完全ガイド!カメムシの被害を抑えるための駆除・予防方法を解説
カメムシの大量発生やにおい、農作物被害に悩んでいませんか?カメムシの生態や種類、においの仕組み、発生時期と原因を詳しく紹介し、家への侵入防止や駆除方法、忌避剤・殺虫剤・天然成分グッズまで網羅。効果的な予防と駆除で、カメムシ被害を最小限にするガイドです。

カメムシの生態とは?特徴やにおいの仕組みを解説

カメムシ

カメムシの生態と代表的な種類

カメムシは「吸汁性害虫」に分類され、植物の茎・葉・果実などに針のような口を刺して汁を吸う昆虫です。
日本には1,000種類以上が確認されており、家庭菜園や住宅周辺でよく見られるのは次のような種類です。

・アオクサカメムシ:緑色で大型。果菜類への被害が多い
・クサギカメムシ:茶褐色で秋に大量発生しやすい
・ホソヘリカメムシ:マメ類に多く、実入り不良の原因になる

種類によって色や大きさは異なりますが、いずれも刺激すると強いにおいを出すという共通の特徴があります。

カメムシが悪臭を放つ仕組み

カメムシのにおいは、防御のための「分泌液」によるものです。
危険を感じると、胸部や腹部にある臭腺から揮発性の成分を放出します。
このにおいの正体は、青臭さや刺激臭をもつ化学物質で、
人の衣類や果実に付着すると長時間残りやすいのが特徴です。
つぶしたりするとにおいが広がるため、たたかない、素手で触らないようにしましょう。

カメムシの主な活動時期と季節

カメムシは春から秋にかけて活動し、特に以下の時期に注意が必要です。

春から初夏(4〜6月):産卵期
夏(7〜9月):被害が増えやすい
秋(9〜11月):越冬場所を探して家屋に侵入

寒さを避けるため、秋以降になると屋内で見かけることが増えてきます。

カメムシによる被害

カメムシによる被害

農作物への影響

カメムシは果実や新芽を吸汁するため、次のような被害を引き起こします。
・果実が変形・スポンジ状になる
・実の肥大が止まる
・味が落ちる
主にトマト・ナス・ピーマン・エダマメ・オクラなど、
家庭菜園で人気の作物ほど被害を受けやすいのが特徴です。

洗濯物や衣類へのニオイ移り

カメムシは白や明るい色を好み、洗濯物に付着しやすい傾向があります。誤って洗濯物と一緒に取り込むと、強烈なにおいが衣類に移ることも。
一度においが付くと、通常の洗濯では落ちにくいため、取り込む前にしっかり確認することが大切です。万が一、においが付いてしまった場合は、界面活性剤入りの洗剤で落とせます。

なぜ今年は多い?カメムシが大量発生する理由

近年の大量発生と気候の関係

近年カメムシが増えている背景には、気候変動が関係する以下理由が挙げられます。
・暖冬により越冬成功率が上昇
・夏の高温で繁殖が活発化
・スギやヒノキの実がたくさんなる年は、カメムシのエサが増え、一気に繁殖しやすい
これらが重なると、一気に大量発生することがあります。

家の中に侵入する目的は「越冬」

秋になるとカメムシが家の中に入ってくるのは、エサ目的ではなく 「越冬場所探し」 が理由です。
壁の隙間、窓枠、換気口など、わずかな隙間からも侵入するため、早めの対策が重要です。

 

カメムシを駆除する方法

カメムシを駆除する方法

物理的な捕獲・駆除

カメムシは強烈なにおいを発するため、つぶさずにガムテープなどで捕獲したり、ペットボトルや容器に落として駆除します。葉などに付いた卵は見つけ次第、葉ごと処分します。市販の凍結スプレーでカメムシを冷却すると、動きが鈍り捕獲しやすくなります。

薬剤による駆除

物理的な捕獲以外にも、殺虫剤などの薬品の使用もおすすめです。
食用の作物についてしまったカメムシには、「トレボン(R)粉剤DL」「ベニカ(R)水溶剤」「ベニカベジフル(R) スプレー」が有効です。
家屋に侵入したカメムシには、「MY PLANTS(R) コバエを退治するミスト」がおすすめです。
殺虫剤は、製品のものより使い方が異なりますので、ご使用の際は、注意事項を必ずご確認ください。

家庭菜園でのカメムシ対策

雑草・落ち葉をこまめに片付けましょう

カメムシは雑草や枯れ葉を隠れ家・産卵場所にします。
畑の周囲まで含めて、こまめな除草が最も基本的な対策です。

防虫ネットで物理的に防ぎましょう

カメムシの大きさは、種類により約5~15mmなので、目合い4mm以下のネットがおすすめです。

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