水がシャワー状に出るハス口の穴が小さく、細かいものがセットになっているものを選びます。

ハス口の穴が大きくて数が少ないと、細かなシャワーにならず、まいた種が流されたり、土の跳ね返りで土の中の雑菌が葉に触れて野菜が病気になることがあります。

片手で使える小型のシャベル（スコップ）で、苗の植え付けのときや鉢に土を入れるなどの作業に使用します。柄が握りやすく使いやすいものを選ぶと、手首や腕の負担が少なくて済みます。

庭や畑で土を耕すときに使います。先端が尖っている「剣スコ」と、先が四角い「角スコ」があります。剣スコは少しの力でも深く掘ることができるので、力が弱い女性などでも扱いやすいです。

家庭菜園では大きく育つ野菜もあります。太い茎などは園芸用のガーデニングバサミでは切れないことがあるので、剪定バサミを一つ用意しておくと便利です。

土や肥料を扱うときや野菜の茎を支柱に留める誘引と呼ばれる作業、収穫などを行うときに使用します。野菜の中には葉や茎にとげや細かい毛が硬いものもあるので、作業を行うときはケガをしないように園芸用手袋をしましょう。

野菜の茎を支柱に留めて風で茎が折れたり株が倒れないように支えたり、つる性の野菜のつるを支柱へ這わせて上に伸びるように導いたりするのに使います。1本で使うよりも数本組んで固定して使用するとより安定します。

野菜の茎が風で折れたりしないように、支柱に茎を留める誘引という作業に使います。

頻繁に誘引が必要なトマトなどを育てる場合、切って結ぶ手間がかかるひもと違い、結束タイのちぎって貼るタイプは針金のように茎を傷つけることがなく、取り外す際も手でちぎるだけなので、とても便利でおすすめです。

植物が成長してくると土だけでは養分が足りなくなるので、必要な養分を肥料で補う追肥という作業が必要になります。

すぐに効果が出る速効性の液体肥料と、ゆっくりと長く効く緩効性の固形肥料、どちらかを使うのではなく、両方組み合わせて使用することで植物がバランスよく丈夫に育ちます。

野菜の近くに設置するだけで害虫を粘着シートで捕獲してくれる虫取りシート、害虫が嫌うトウガラシなどの天然のにおいの成分を用いて、野菜に虫を近づけない忌避剤、網目が細かいネットで覆って、葉物などが大好きな害虫から野菜を守る防虫ネットなどがあります。どれも殺虫剤などの農薬をなるべく使わずに栽培したい方におすすめです。

家庭菜園では害虫や病気の予防をしていても、害虫や病気が発生してしまうことは多々あります。農薬の中には食品や植物成分由来のものもありますので、発生してしまったら、殺虫・殺菌剤を適切に使用して被害が拡大しないようにすることも大切です。

苗を植え付けたときに、土の乾きや泥跳ねを防止します。わらではなく不織布などのシート状のものもあります。

寒さは野菜にとって大敵。特に春から始める春夏野菜は寒さで枯れてしまうこともあるので、苗を覆い寒さから保護する「苗キャップ」などでの防寒対策が必要です。

いつ何の種をまいたかなどが分かるように土に差しておきます。植え付けから何日後に収穫という野菜もあるので、日付を入れておくと目安になって便利です。

庭や畑の土を耕したり、土ならし、土寄せ、草削りに使用する農具です。特に土づくりのような重労働は、見た目が同じクワでも道具のよしあしで、体への負担が大きく変わります。

庭や畑に直接種をまくのではなく、苗を育ててから植えなければならない野菜があります。種まきが不安な園芸初心者さんが、簡単に種まきができて栽培管理しやすいキットもあります。