今回ご紹介する「食香バラ」とは、「バラ鎮」という中国平陰県の村からやってきた食用のバラです。1000年の歴史に育まれた食香バラは、中国で「玫瑰(メイクイ)」と呼ばれ、食と香りのために育成されてきました。花弁にワックス成分が少ないので食味がよく、お茶や料理に使われます。芳しく突き抜けるような爽快感のある強い香りも食香バラの特徴。
また、うどんこ病に強く、黒星病にはほとんどかからないので栽培も比較的簡単です。
ひと房で贅沢な香りが広がる、流行のエディブルフラワーをご自宅でぜひ育ててみませんか。
食香バラの特徴
フルーティで
甘い香りが特に強い
香りはすっきりしていてフルーティー。
リラックス効果のある香り成分、シトロネロールやゲラニオールが豊富に含まれています。
花弁の食味がよい
手で摘み取られた食香バラは、高品質のローズウォーターやローズオイル、バラ茶、バラジャム、バラ酒などに加工され、中国国内外で高い評価を得ています。
病害虫に強く
栽培しやすい
現地では無農薬で作られるほど病害虫に強く、病気にも強いので、ご家庭で栽培しやすいバラです。
品種の違いとお届け苗見本
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強香で四季咲き紫枝(ずず)
冬に枝が赤紫になるので「紫枝」という。花が大きいので見栄えが良く四季咲きの品種。
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超強香で多花性豊華(ほうか)
食用バラの主力品種。多花性かつ重弁品種で香りと味が特によい。春と夏に咲く返り咲きの品種
紫枝と豊華の違い
香り | 紫枝 < 豊華 |
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花の大きさ | 紫枝 > 豊華 |
花の多さ | 紫枝 < 豊華 |
とげの多さ | 紫枝 < 豊華 |
果実 | 豊華には実が付きません |
お届け苗見本
※株張りは品種により異なります。