バイオ21

未発酵の堆肥を畑に施用すると、土の中で微生物活動によりアンモニアガスや発酵熱が発生し、根や葉に障害を起こすことがあります。そのため堆肥は完熟なものを用いることをおすすめします。完熟な堆肥をつくるためのよい素材、それがこの「バイオ21」です。「バイオ21」は有機物を速やかに発酵・分解し、植物に有効な完熟堆肥を短期間でつくれます。1袋（15kg）で約3tの堆肥がつくれます。バイオ21菌とは、バチルス菌の一種で、非常に高い有機物分解能力を持ちます。温度・餌・酵素・水分などの条件がそろうと、急速に増殖・分解が進みます。分解速度が速いので、害虫（ハエ・ウジ虫）が湧きづらく、悪臭が少ないです。低濃度の石灰窒素や120℃の高温でも生き続ける高い耐久性を持ちます。自然界の微生物なので、安心してご使用いただけます。

【使用方法】
<有機物から堆肥をつくる>
有機物（落ち葉など）に対して、1割の米ぬかを混合し、十分に散水します。有機物（落ち葉など）100kgに「バイオ21」1?2kgを目安に、よく混合し積み上げます。10日に1度ほど切り返しを行い、1カ月半ほどで完熟の堆肥が出来上がります。