春を彩る代表的な花の一つ、チューリップにはたくさんの品種があります。普段、私たちがよく目にする一般的なチューリップの他に、野生の姿を残した「原種系チューリップ」というものがあるのをご存じですか?原種系チューリップは一般的なチューリップと違い、植えっ放しで数年楽しむことができ、品種によりさまざまな魅力があります。野生の姿を残しつつ、新しい魅力を付け加えてデビューした原種系チューリップ「あかちゃんちゅうりっぷ」をご紹介します。
原種系チューリップは、小アジアから中東、地中海沿岸にかけて自生しているチューリップのことです。夏は暑く、雨量が少なく、冬は寒く地面が深く凍る環境で育つことにより、厳しい環境下にも耐えることができます。
そのため、原種系チューリップ(あかちゃんちゅうりっぷ)は環境ストレスに強く、特に日当たりや水はけなどの条件のよいところでは、植えっ放しでもよく育ち、手間をかけなくても数年間は花を咲かせることができます。
原種チューリップ球根の植え付けは、地温が発根に適した15℃前後になる10~11月が適期となります。耐寒性は強いのですが、植え付けが遅れると発根量が少なくなり、翌年の生育に影響します。植える場所は、日当たりと水はけのよいところを選びましょう。
原種系チューリップは、種類によっては厚く硬い球皮に包まれて吸水しにくいものがあります。ハサミなどで切り込みを入れて皮をむくことで発根する際に邪魔になるもの(=皮)がなくなり、給水しやすくなるため発根が早まります。
※皮をむく際は球根そのものを傷付けないように注意しましょう。
間隔:球根1個分
深さ:球根3個分
間隔:球根1個分
深さ:球根2個分
原種系チューリップは花も球根も小さいものが多いので、肥料はほんの少し与えるだけで十分です。チューリップの根は直接肥料に触れると傷む恐れがあります。元肥は植え付け後に、「マグァンプK」などの化成肥料を土の表面に施します。
原種系チューリップの球根を植え付けたらすぐに水やりをします。その後も土が乾き過ぎると花が咲かない原因になるので土が乾いたら水やりを忘れないようにしましょう。チューリップが一番水を欲しがる時期は発芽後です。雨が少なくて土が乾くときは水を十分に与えます。
大きな雑草などは花を隠してしまうので、早めに除草して周囲をきれいにしておきます。
花後の管理として花がら摘みが大切な管理となります。放置して種が付くと、養分を種に取られ、来年の養分が十分に蓄えられなくなるので、花の散り際に花がらを摘み取ります。葉が黄ばみ始めたら(早いものは5月)、土を乾き気味に保ち、球根を過湿で腐らせないようにしましょう。
花が大きく目立ちたがり!
元気いっぱいのあかちゃん
-
植えっぱなしOK 早咲きで大輪の赤花種
-
植えっぱなしOK 春らしい花色のおすすめ品種
-
植えっぱなしOK 桃色の花弁にブルーの目がおしゃれな品種
-
植えっぱなしOK 発色のよい濃桃色の花弁に黄色が鮮やか
-
地上付近にちょこんと花を付ける
かわいいあかちゃん
-
売れてます 植えっぱなしOK 珍しい青の発色がきれい
-
売れてます 植えっぱなしOK 薄紫と赤の組み合わせが かわいらしい
すらっとした草姿
のっぽのあかちゃん
-
植えっぱなしOK クルシアナ系の品種
-
植えっぱなしOK 同時期に開花する!
ユニークカラー
おしゃれなあかちゃん
-
植えっぱなしOK 花数の多さが魅力的
-
植えっぱなしOK 春らしい優しい色合いの品種
その他のあかちゃん
-
-
おすすめ 植えっぱなしOK 上品で優しい色合いの二色咲き
-
-
-