優美な色彩で開花し、玄関先やお庭を豪華に演出してくれるユリの花。しかし、従来のユリは球根から育てると、栽培期間はなんと約9カ月!長い栽培期間の間に管理に失敗していまい、開花せずにがっかりした経験はありませんか。 そこで、今回ご紹介するのが特別な低温処理を施した「冷蔵ユリ」。実はこの冷蔵ユリ。店頭にはなかなか出回らない珍しい商品なんです♪ユリを失敗せず短期間できれいに咲かせたい!という方、オンラインショップでしか購入することのできないこのチャンスをぜひお見逃しなく!
冷蔵ユリとは?
従来のユリは秋(10~11月)に球根を植え付けます。冷蔵ユリはお客様へお届けするぎりぎり寸前の春前まで冷蔵処理を行い、春に植え付けることで、その年から開花を楽しむことができる画期的なユリの球根です。開花までの栽培期間が最長でも5カ月と短く済むので、初めてユリを育てる方にもおすすめです。
また、冷蔵ユリは冷蔵庫から出し、常温になるとすぐに芽が出てきてしまうため、店頭ではなかなか購入しづらい商品です。オンラインショップなら植え付け時期の3~4月にお客様に直接お届けするので安心です。
冷蔵ユリの育て方・栽培方法
冷蔵ユリは従来のユリと植え付けの時期が異なるだけで、育て方は同じです。商品が届くまでに育て方をチェックしておきましょう。
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冷蔵ユリを育てる方法
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- ユリの球根は深く植えることが大切です!そのため鉢植えの場合は高さのある鉢を選びましょう。
- 西日の当たらない場所を好みます!種類によって日当たりや半日陰を好むものがあるので、適した場所を考慮して植えます!
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冷蔵ユリの栽培カレンダー
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1.植え付け
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ユリの球根の下部から出る下根と、球根の上部から出た茎から出る上根があります。主に上根で養分を吸収するため、上根がしっかり張れるように球根を深めに植える必要があります。そのため、地植えするときは40~50cm程度の深さまで土をしっかり耕します。土は赤玉土6割、腐葉土4割を混ぜたものがおすすめです。
上根と下根のために、元肥は球根の上下に分けて与えます。
緩効性化成肥料を上根用に6割、下根用に4割の割合で球根から5cmくらい離れたところに与えます。-
地植えの場合
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鉢植えの場合
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2.植え付け後の処理
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球根は乾かしてしまうと下根が弱って株が貧弱になってしまいます。冬でも晴天が続いて土が乾くときは水やりをします。地面が凍る場所ではワラや落ち葉などをかけて防寒します。
発芽したら十分に日に当てて、茎を硬く丈夫に育てます。蕾が見えるころになったら支柱を立てて誘引します。
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3.追肥
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芽が出たら速効性の化成肥料を1株に小さじ1杯くらい、株元にばらまきます。5月以降は月2回ほど、液肥を8月いっぱいまで与えます。