ゴボウの中でも長さ1m程度になる長根種と長さ30~40cmの短根種があります。初めてゴボウづくりをされる方には収穫しやすい短根種がおすすめです。栽培のポイントも紹介していますので、ぜひゴボウ栽培にチャレンジしてみてください。
ゴボウ栽培のポイント
種まき~間引き
ゴボウの種は発芽抑制物質が含まれているため一晩水に浸しておくと発芽しやすくなります。発芽に光が必要な作物のため、種まきの覆土は薄めにします。
長根種は株間15~20cmに4~5粒まいて、本葉3~5枚になったら間引いて1本立ちにします。
短根種は1cm間隔にスジまきして、本葉5~6枚になったら間引いて1本立ちにします。
追肥
肥料不足になると、す入りが多くなるので追肥は欠かさずに施します。
1本立ちに間引いた後に1回目の追肥を行い、土の表面をほぐします(中耕)。その後、根首部に土を寄せます(土寄せ)。
草丈が30cmになるまでに、2回目の追肥、中耕、土寄せを行います。
収穫
それぞれ収穫目安の太さになったら収穫します。収穫が遅れると、すが入ることがあります。
いずれの品種も根径が1cm程度になれば、風味のある「若ゴボウ」として収穫できます。