宿根草は一度植えつければ年々立派な株に成長し、毎年花を楽しめるお得な植物。一般的にはポット苗で販売されることが多いですが、小さい苗だと初年度は本来のボリュームや花数を楽しめないこともあります。
そこで今回ご紹介するのが「地堀株」。畑で一年のびのびと育った充実株なので、初年度から宿根草本来の素晴らしいパフォーマンスをお楽しみいただけます。
さらに、3株以上の購入なら通常1株1680円のところ1080円と、1株当たり600円もお得に!この機会にいろいろな宿根草を組み合わせて、来年のお庭を彩ってみてはいかがでしょうか?
地掘株お届け一例
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① 苗が届いたら早めに植え付け
苗が乾燥しすぎないように、袋にピートモスが入っています。長期間の保存には向かないので、届いたら早めに植え付けてください。寒冷地にお住まいですぐお庭には植えられない場合には、一旦鉢に植え付けましょう。
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② 防寒対策
霜や凍結が心配な場合は、植え付け後にバークチップや堆肥を地表2㎝くらいの厚さで敷いて対策をしておきましょう。鉢植えの場合は軒下等に入れて霜を防ぎます。
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③ 発芽までの管理
水やりは植え付け時にたっぷり与え、その後は土の乾き具合を見ながら少しずつ与える程度にしてやりすぎに注意します。春の発芽前には、せっかく伸びてきた新芽が虫に食べられてしまわないよう登録のある粒状の殺虫剤を散布しておくのがおすすめです。また、鳥や動物による被害が考えられる場合は、合わせて対策をしておくと安心です。
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春~初夏開花
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初夏~夏開花
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夏~秋開花
ウメとサクラで開花時期が1ヶ月以上違うように、一口に宿根草(多年草)と言っても色々な種類の植物があります。3月に発芽するものもあれば5月中下旬になってから発芽する植物もあります。心配して途中で堀上げてしまうと、これから発芽する株が傷んで枯死してしまう場合もあります。特に開花が初夏以降の植物は5月中下旬頃まで様子を見るようにしてください。
また、先に発芽して大きくなる植物が隣にある場合、発芽していない宿根草の鉢も一緒に水やりをしてしまうと株が腐る原因になるので注意しましょう。