ミニトマト『メイクスイーツ』は、彩り鮮やかで、おいしいだけでなく、どの品種も栽培しやすい特長があります。ぜひご家庭でカラフルなミニトマトを楽しんでみませんか。
ミニトマト『メイクスイーツ』は従来の「赤くて丸い」ミニトマトのイメージから飛び出した、
ユニークな色・形のミニトマトのシリーズです。
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おいしい!
名前に「スイーツ」とあるように、味のよいのが特長で、それぞれの品種が持つバラエティーに富んだ味と食感を楽しめます。
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異なる品種でも
同時収穫が可能!生育がそろうので、複数品種を同時に栽培しても同時期に収穫できます。
また、どの品種も国内の気候の適応性があるので、育てやすい特長もあります。
スペインでポピュラーな女性の名前がついている「メイクスイーツ」の
各品種の特長をご紹介します!
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ヘレナ
実のそろいがよくゼリーの量No.1!
甘さと酸味のバランスがよく高糖度で実付きもよいです。
果色:ブラウン
果実:丸形 -
クラウディア
見た目も甘さも華やか!
酸味が少なく、爽やかな甘みが特長で、サクサクした食感が楽しめる。
果色:レモンイエロー
果実:プラム形 -
ララ
果肉も甘みもたっぷり!
甘さと酸味のバランスがよく、果肉の甘みもしっかり感じられる。
果色:レッド
果実:プラム形 -
ジーナ
味の濃さ・甘みの強さでNo.1!
甘さと酸味のバランスがよく、シリーズの中でも特に味がよい。
果色:ブラウン
果実:プラム形 -
アリシア
酸味と甘みのバランスがいい!
甘さとともにしっかりとした酸味がアクセントとなるすっきりした味わい。
果色:オレンジ
果実:丸形 -
アナ
ゼリーが飛び出さない!
甘さと酸味のバランスがよく、皮が柔らかい。
果色:レッド
果実:プラム形 -
ベロニカ
しましま模様はおいしさのサイン!
果肉がしっかりとしており、もちもちとした食感。
果色:ブラウン(ゼブラ模様の入るユニークカラー)
果実:丸形 -
パトリシア
肉厚で酸味と甘みのバランスがいい!
実付きがよく、たくさん収穫できる。
果色:イエロー
果実:プラム形
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生育条件
- 日当たり
- 日なた
- 土壌酸度
- 中酸性~中性
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栽培管理
- 植え付け
- 株間50cm前後
ミニトマト「メイクスイーツ」
の作型図
トマトは日当たりと水はけがよい場所を好みます。種まき~苗の植え付け、植え付け~収穫開始までそれぞれ2カ月前後かかります。
植え付けが遅いと収穫開始は暑い時期になってしまうためできるだけ早く植え付けするのがよいですが、トマトは霜に弱いため露地への植え付けは早くても晩霜の恐れがなくなる時期に行いましょう。
種まきと間引きなど
育苗管理
種まきが低温期になる場合は、ポットまきか、箱まきをおすすめします。いずれの場合も加温や保温によって発芽適温を確保します。間引きや移植のとき、極力根を傷めないようにします。定植適期苗は本葉が7~8枚で、第1花房第1花が咲き始めている苗です。定植適期までの育苗日数は55~65日程度です。
苗を購入した場合は、12~15cmポットに鉢上げして第1花房の第1花が咲くまで育苗をするとよいです。最初の花が咲く前に定植すると、樹勢が強くなり着果や果形が悪くなる場合があります。
苗を入手したときがまだ寒く、しばらく畑に定植できない場合も、12~15cmポットに鉢上げして育苗管理します。
発芽適温20~30℃を確保!
発芽後は保温温度を徐々に下げ、できるだけ日に当て、徒長しないようにします。
畑の準備と植え付け
植え付け予定の2週間以上前に苦土石灰をまいて深く耕し、1週間前には堆肥と肥料(化成肥料か有機肥料)、リン酸質肥料をまいてよく耕します。
その後、植え付けまでの間に畝を作り、マルチをします。また支柱を合掌式または直立にしてしっかりと立てます。定植当日にマルチに育苗ポットより大きめの植え穴を開け、苗を花房の向きが通路側になるように(後からの花房もすべて同じ向きになります)植えます。
元肥の施用量を守る!
施用量(1平方メートル当たり)は苦土石灰約150g、堆肥3~4kg、化成肥料(N:P:K=8:8:8)約150g、熔リンなどのリン酸質肥料約30gとします。
チッ素が多いと実を付ける前に花が落ちたり、尻腐れ症(果実の先端部が黒くへこむ症状)が出やすくなります。マルチはシルバーマルチを使うとアブラムシの害をかなり防げます。
定植後の栽培管理
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誘引
主枝の誘引は支柱に20~30cm間隔でひもで茎が太る余裕を残して8の字になるように結びつける。
※主技が太くなってもよいよう、少し緩めに余裕を持たせて結ぶ。 -
芽かき
本葉の付け根から出るわき芽は全てかき取ります。切り口がすぐに乾くよう、晴れた日の午前中に、ハサミは使わず手で行う。
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摘芯
主枝が支柱の先端に達したら、最後に着果させる花房の上に葉を2枚残して主茎を摘み取る。切り口がすぐに乾くよう、晴れた日の午前中に、ハサミは使わず手で行う。
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追肥
追肥はマルチの適当な場所に穴を開けるかマルチをまくって施します。もしくは通路に施します。
第1花房の実が大きくなり始めたころに1回目の追肥を施します。その後は株の様子を見ながら2週間ごとに施します。肥料はネイチャーエイドがおすすめ。
追肥は果実の肥大を確認してから!
実を付ける前に追肥してしまうと生育が旺盛になりすぎて、逆に実が付きにくくなってしまいます。
第1花房の実が小豆大になってきたら追肥しましょう。
病虫害
トマトの露地栽培では苗が根付いて育ち始めたころからさまざまな病虫害が発生するので、殺菌剤や殺虫剤を散布して病虫害の防除に努めます。
主要な病害は青枯れ病、疫(えき)病、灰色かび病、ウイルス病など。主要な害虫はオオタバコガ、アブラムシ、コナジラミ類、アザミウマ類、ハダニ類などです。
着果管理
トマトは自家受粉しますが、風の当たらない室内で栽培する場合は花が咲いたら支柱を棒で軽くたたき株を振動させ花粉を飛ばすか、着果ホルモン剤を散布します。
うまく実を付けるには
低温(15℃以下)、高温(30℃以上)時に咲いた花には花粉が出ないため、花が咲いたら着果ホルモン剤を散布します。
特に、第1花房が開花するころはまだまだ気温が低い時期であることが多いです。
第1花房がうまく着果しないと、そのあとに咲いた花も着果しにくくなる傾向があります。
よって、第1花房のほとんどが開花したら着果ホルモン剤を散布して確実に着果させることが重要です。
また、空梅雨で早期に高温になった場合も着果ホルモン剤を散布することで長く実を付け続けられます。
収穫
開花後35日程度で色づきます。色が果実全体に回ったころから裂果に注意して収穫します。収穫目安は、熟期チャートを参照にしましょう。