いろいろな種類の土が販売されていて、どれも同じだと思っていませんか?
家庭菜園やプランターで植物を育てるのに必ず必要な土。
植物を元気に育てるには土選びがとても重要です。
育ててから後悔しないために、よい土の条件をすべて満たした、「サカタのタネ最高品質」の培養土をご紹介します。
植物を育てる際、本来は赤玉土や腐葉土など基本用土といわれる土を、数種類混ぜ合わせて土づくりをする必要があります。
しかし、たくさんの種類の基本用土を用意して、育てたい植物に合う割合で土づくりをするのは、家庭菜園などの園芸初心者には非常に難しい作業です。
そこで、一般的な野菜や草花に使えるように基本用土を混合済みで、そのまま使うことができるのが、培養土です。
培養土には、野菜用や草花用など幅広い植物に使用できるようなものや、ハーブ用や観葉植物用などもあります。
よい培養土を見分けるにはまず、
「よい培養土の2つの条件」を知る必要があります。
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水やりをした際に、水が土の表面にたまらず、すっと底へ抜けること。
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水やりをした際に、適度な湿り気を一定期間保つこと。
一見矛盾しているように見える条件を満たすカギがあります。
そのカギが土の「団粒構造」といわれるものです。
「よい培養土」は、水が土の中の隙間を通って、土全体に深く染み込み、同時に空気も入れ替わり、根にいつも新鮮な水と空気を送ることができます。
また、水はけがよいので鉢内は適度な湿り気を保つことができます。
指で押すと崩れます
「悪い培養土」は、水が土の中に染み込みにくく、水をやっても土とプランターの隙間を流れてしまいます。
空気も土中に入っていけません。
さらに、水はけも悪いのでジメジメとした環境が長く続いてしまいます。
指で押してもなかなか崩れません
「よい培養土」を見分ける方法は、培養土に少し水を含ませて手で握り、指で軽く押してみます。
よい培養土は「ほろほろ」と崩れます。
一方で、団子状に固まらなかったり、触っても崩れない培養土は水はけが悪く、よい培養土とはいえません。
よい培養土の見分け方を学ぶことができても、買ってから袋の中身の土に少し水を含ませて手で握り、指で軽く押してみたら「ほろほろ」と崩れない…そのまま植物を育てた結果、やっぱりうまく育たなかった。そんな後悔をしてほしくないサカタのタネが、この土だけで誰でも簡単に植物を育てられる配送コスト度外視のとにかく品質にこだわった培養土を作りました。
未熟な堆肥を使用すると、植物に有害な病原菌や害虫の卵などや、雑草の種がそのまま含まれた培養土になってしまいます。
三昧シリーズでは、60℃以上の高温で病原菌や害虫の卵などや、雑草の種が死滅するまで発酵させた完熟堆肥を使用することで、病気に強いふかふかの培養土を実現しています。さらに有効微生物「バイオ21菌」を加え、より病気に強く元気な株を育てます。
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湯気が出るほど
発酵させている堆肥 -
完熟の良質な堆肥
発芽から苗の間は、人間でいう赤ちゃんの時期と同じです。バランスよく栄養が取れるよう大人用とは異なる食事が必要なのは植物も一緒。この時期は肥料が多くても、少なくてもよくありません。
三昧シリーズは植物がデリケートなこの時期に、植物がすくすく育つよう約1カ月分の肥料がバランスよく入っています。そのため元肥が不要で、誰でも簡単に栽培をスタートできます。約1カ月が経過したら、追肥を与えるようにしましょう。
火山灰と枯れて腐熟した植物でできた有機質が多い黒土や宮崎県南部などの霧島系火山帯で採取できる硬い軽石の日向土など、基本用土の一つ一つにも高品質にこだわりました。
夏の高温多湿など、どんな環境下でも丈夫に育つよう、「水はけ」と「水持ち」のバランスを兼ね備えたサカタのタネオリジナルのブレンド。鉢・プランター栽培はもちろん、花壇や畑の増し土にもおすすめです。
ここだけの話、こだわりすぎたため、ずっしり重量感のある培養土になりましたが、品質重視・配送コスト度外視で全国にお届けしています。
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日向土
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ピートモス
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パーライト
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黒土
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バイオ21菌使用堆肥
※写真はイメージです
神奈川県 T様
200坪程度の庭で果樹やハーブ、お花を楽しんでいます。家の建て替えの際に庭の土を深く掘り、そこに「花三昧」を混ぜ込みました。そこに継ぎ足しながら使用しています。軽い培養土に比べて「花三昧」は重みがあって、庭に入れてもしっかり混ざりなじみます。お店で売られている軽い培養土は持ち運びしやすいのですが、やっぱり培養土は重くても品質のよいことが大事ですね。
青森県 F様
10号のスリット鉢に「野菜三昧」を入れて、野菜苗を植え付け栽培しています。ピーマンやトウガラシがとりきれないほど収穫できました。ズッキーニ栽培にも挑戦し5~6本収穫しました。野菜栽培に安心して使用できる用土で、満足しています。
福島県 O様
主に、畑で野菜苗を植えるときに「野菜三昧」を使っています。畑の土と混ぜて使うと根張りがよくなって、苗が倒れたり、すぐに枯れたりしなくなりました。生育がよいので実なりもよく、収穫時期も長く保てるので気に入っています。直(じか)まきの発芽率もよく、しっかり育ちます。カボチャ、スイカ、キュウリ、トマト、ナスなど、野菜全般に使える万能用土なので、今後も手放せません。
大分県 K様
私は主に仮植え用として活用しています。露地に種を直まきすると枯れてしまうことがよくありますが、仮植え時に「花三昧」で育苗すると丈夫な苗に育つので、露地に定植後も枯れず、花付きも抜群。ストックや金魚草など、主に切り花用に栽培しているので、余った切り花を朝市で販売するのですが、評判も上々でよく売れます。今後も継続して使いたい用土です。