天候不順の救世主
温度・土質・肥料からの影響の受け方が他の品種より鈍く、環境の変化に順応しやすいのが特徴です。近年の天候不順になりやすい環境下でも育てやすいです。
真っすぐに育ちやすく、葉が小さく広がらないので、狭いスペースでもたくさん育てられるのもポイントです。
えぐみや青くささが少なく、肉質が緻密でとってもジューシー。火の通りが早く、味も染み込みやすいので、煮物がとにかくおすすめです。
「ダイコンを作りたいけれど、品種がたくさんあって、何を作ったらよいか分からない」と感じていませんか?
ダイコンの品種を選ぶコツは『育てやすさ』『調理方法』『収穫時期』の3つです。今回はダイコンの品種選びに役立つそれぞれの特徴と育て方を紹介します。
今年の秋はダイコン栽培にチャレンジしてみませんか?
温度・土質・肥料からの影響の受け方が他の品種より鈍く、環境の変化に順応しやすいのが特徴です。近年の天候不順になりやすい環境下でも育てやすいです。
真っすぐに育ちやすく、葉が小さく広がらないので、狭いスペースでもたくさん育てられるのもポイントです。
えぐみや青くささが少なく、肉質が緻密でとってもジューシー。火の通りが早く、味も染み込みやすいので、煮物がとにかくおすすめです。
昨年の長雨や
台風の増加などの
異常気象の中でも
丈夫に育つ!
根の長さが約20cmと短いので、畑を深く耕す必要がなく、ラクラク収穫できます。葉が小さいため通常のダイコンよりも間隔を空ける必要がないので、鉢植えでも育てられます。
歯切れのよい食感を生かしてサラダや漬物、大根おろし、炒め物、煮物と幅広い料理に使えて、しかも食べ切りサイズなので、いいことずくめのおすすめ品種です。
短いのでラクラク収穫!
根は白く淡い青首で、京野菜を代表する丸形ダイコンです。す入りが遅いため育てやすいです。
甘みがあって肉質がきめ細かく、柔らかいのに煮崩れしにくいので、煮物料理に特におすすめです。
種まき後、約1カ月半でスピード収穫できる根の長さが約10cmのミニダイコンです。
品質が安定しているので周年栽培ができます。
早春~初秋の栽培では辛みが強く、秋~冬の栽培ではまろやかな辛みになります。
す入りが遅く作りやすく、根の長さは20~25cm程度のミニダイコンです。年内から年明けまで収穫を楽しめます。
甘みが強く、みずみずしさがあり、果物のナシのような味と食感があります。サラダや酢漬けなどがおすすめです。
夏から秋にかけて種をまく代表的なたくあん用の品種です。
葉は横に広がり、根は純白で長く、中央部が多少ふくらみます。
肉質はしまり、淡泊な味が漬物に適し、煮物にも利用できます。
生育が早く、葉の枚数が多いので、たくさんとれます。葉物が作りにくい夏でも栽培できるのでとても重宝します。
毛が少なくて食べやすいので、炒め物、サラダ、汁物、あえ物、漬物など幅広い料理に利用できます。
夏の暑さ、豪雨、台風などの厳しい環境の中でもしっかり育つ品種です。病気や生理障害にも強いため作りやすいです。
夏ダイコン特有の辛みや苦みが出にくいので、夏でもおいしい高品質なダイコンが作れます。
畑で長持ちするので一度にたくさん収穫しなくてもよく、初めてでも作りやすいので家庭菜園におすすめの温暖地向け品種です。
甘みが強くみずみずしい、味を極めた実力派!シャキシャキ感を生かして生で食べても、味の染み込みやすさを生かして煮物にして食べてもおいしいです。
3月中旬までとう立ち(花茎が伸びること)が遅いため、長い期間畑に置いて、必要なときに必要な分だけ収穫することができるので家庭菜園におすすめです。
寒さに強く、作りやすいダイコンです。みずみずしくおいしいのも特徴です。
※年明け~春前ごろに収穫するダイコンは寒地・極寒地の栽培には適しません。
葉がコンパクトにまとまり狭いスペースでの栽培が可能です。
とう立ちが極めて遅く、す入りも遅く、肉質がよくおいしいので、家庭菜園におすすめです。
※春~初夏ごろに収穫するダイコンの種の販売は毎年11月下旬~翌年5月中旬です。
1.完熟堆肥を1平方メートル当たり約2kg入れる
2.苦土石灰を1平方メートル当たり2~3握り(100~150g)入れる
3.深く(30~35cm)耕す
1.化成肥料を1平方メートル当たり3握り(約150g)入れる
2.深く(30~35cm)耕す
1.ビール瓶などで深さ1.5cmほどの穴を開ける
2.種を5~6粒ばらまく
3.1cmほど覆土する
よく腐熟した堆肥を使う!
1.種まき後2~3日で発芽
2.子葉が完全に開いたとき3本立ちにする
間引きは丁寧に!
3.本葉2~3枚で2本立ちにする
4.本葉6~7枚で1本立ちにする
残す株の根を傷めないように!
1.黄色線の部分が約1平方メートル
4穴単位で1握り(約50g)の化成肥料をばらまく
2.肥料と土を軽く混ぜる
3.株がぐらつかないように株元に土寄せする
土寄せは丁寧に!
1.浸透移行性殺虫剤を種まき穴にばらまく
2.種まき
3.1cmほど覆土する
4.反射性マルチ資材(シルバーストライプなど)を畝に張る
アブラムシを防ぐ=ウイルスを防ぐ
防虫ネットなどをトンネル掛けをする
※単独、あるいは複数の資材を組み合わせて防徐を心掛ける
殺虫剤の散布
アブラムシ防除をしっかりと!
外葉が垂れ、中心部の葉が開いてきたときが収穫適期です!
葉全体が立っているときは食べることはできますが、まだ収穫適期ではありません。
収穫は適期に!