健康野菜として注目されているブロッコリー。家庭菜園で自分でも作ってみませんか?
ブロッコリーは本格ブロッコリーを収穫する「頂花蕾タイプ」と、脇芽を収穫する「側花蕾タイプ」があります。頂花蕾タイプは大きいブロッコリーを収穫出来ますが、収穫は基本1回。(品種によっては側花蕾も収穫できます。)
側花蕾タイプはひとつひとつは小さいですが、茎ブロッコリーが次々できるので、長い期間収穫を楽しめます。少しずつ収穫したい家庭菜園にはおすすめですね!
どっちを選ぶ?!
タイプ別 失敗しない!初心者おすすめ品種
本格ブロッコリーなら「ピクセル」
初めて本格ブロッコリーを栽培する方は「ピクセル」がおすすめ!
異常気象が通常気象になりつつある昨今、家庭菜園の結果は天候に左右されることも少なくありません。ピクセルは環境変化に強い品種なので、失敗せずに収穫までたどり着きたい方におすすめです。また、ピクセルは頂花蕾収穫後、環境によっては側花蕾も楽しめるタイプです。
さまざまな環境で栽培しやすく、とにかく失敗が少なく作りやすい品種なので、安心して栽培できます。ただし、極端に寒い時期の収穫は品質がやや落ちてしまうので注意しましょう。収穫後も日持ちがよいので、冷蔵庫で保管していれば、品質が劣化しにくいので長い期間高品質でおいしいブロッコリーが味わえます。
種まき後90日、植え付け後60日程度で収穫までたどりつけます。
生育が早いと、病害虫や台風などの被害に合うリスクが減るほか、畑を早く空けることが出来るので他品目栽培したい家庭菜園におすすめです。
ただし初夏~夏の栽培は早く大きくなるので、採り遅れないように注意しましょう。
ピクセルは花蕾の粒が細かいので舌触りもなめらか。採れたて新鮮なブロッコリーを味わえるのは家庭菜園の醍醐味。野菜のサラダや、中華料理、天ぷらなどさまざま料理に重宝します。
長い期間収穫できる茎ブロッコリーなら
「スティックセニョール」
茎の甘みと柔らかさで人気沸騰!
頂花蕾(ちょうからい)は500円玉大の大きさで収穫し、その後、1株から15本前後の側花蕾(そくからい:茎ブロッコリー)が採れます。次々収穫できるので、長く食卓でブロッコリーを楽しみたい方におすすめです。
花芽ができる温度が高く、ブロッコリーより暑さに強いので夏場でも収穫できます。
寒冷紗で苗を覆ったり、苗を植える前に殺虫剤をまくなど害虫防除の対策を立てれば、ブロッコリーの端境期の夏に収穫が楽しめます。
側枝をたくさん出させることで長く収穫が楽しめます。
ポイントは、株の真ん中にできる頂花蕾が500円玉くらいの大きさになったら摘み取ること。頂花蕾を早めに摘み取ると次々と側花蕾が伸びてくるので、直径が100円玉ほどの時に長さ15~20cmほど茎をつけて収穫します。
アクもクセもない穏やかな食味で、どんな食材ともよく合うとても使いやすい野菜です。
花蕾はもちろん、茎もアスパラガスのような食感でとても美味しいのが特徴。