杉井先生に聞く! 美しい春夏花壇の組み合わせ方





と、お悩みの方必見!
春から夏にかけて楽しめる
色とりどりの花壇をご紹介します!
IN 東京お台場 「東京都お台場 都立シンボルプロムナード公園」


杉井志織先生
(すぎい・しおり)
植物のある暮らしを提案。
「暮らしは楽しい方がよい」がテーマ。
花壇ボランティア運営の指導、
NHK「趣味の園芸」、「あさイチ グリーンスタイル」などに出演。



-
花壇のコンセプトを
教えてください! - 春のバラが咲き終わり梅雨を迎え、植物の生育が旺盛になる時期にアイキャッチになるよう、「フランマ」を中心に色が集まるように植栽をしました。
-
ケイトウ「フランマ」花壇の
コンセプトを教えてください! -
春のバラが咲き終わり梅雨を迎え、植物の生育が旺盛になる時期にアイキャッチになるよう、「フランマ」を中心に色が集まるように植栽をしました。
「フランマ」に合わせ、発色がよいサンパチェンスや、長く観賞できるジニアのイエローを合わせます。「フランマ」の分枝した間からジニアの花茎が重なる姿をイメージします。平面の葉が魅力のコリウスを間に入れることで、葉の形状のコントラストを効かせます。
葉の形状や、草姿の形状を複雑にすることで、夏花の花壇も雰囲気のある優しい植栽に整えることができます。
【花壇で使用した草花】
ケイトウ フランマ ゴールデン、ジニア プロフュージョン レモン/オレンジ、コリウス ハイウェイ ホワイト、サンパティオ® オレンジ、オステオスペルマム




-
「フランマ」の
品種紹介をお願いします - 花穂の発色がよいのが魅力です。長く色あせず、梅雨の期間も病気にならず、梅雨明け後も含め長く鑑賞できる品種です。
- 「フランマ」の品種紹介をお願いします
-
花穂の発色がよいのが魅力です。長く色あせず、梅雨の期間も病気にならず、梅雨明け後も含め長く鑑賞できる品種です。
枝が分かれ花穂の数が多いが、草姿全体に間があるのでいろいろな夏花と合わせるのが可能。全体的になじんだような植栽も可能です。
ケイトウ独特のずんぐりとした草姿とは異なり、空間とゆとりのある草姿で、寄せ植えや花壇での扱いが楽に。そして組み合わせの楽しさが味わえる品種です。
【花壇で使用した草花】
ケイトウ「フランマ レッドウィズブロンズリーフ」、ケイトウ「フランマ レッド」、ケイトウ「フランマ ブライトレッド」、ジニア「プロフュージョン レッド」、ペンタス「グラフィティー レッドベルベット」、アルテナンセラ、コルジリネ、ロータス



- 花壇のコンセプトを教えてください!
- 切り花でなじみ深いカラーを、花壇でも花束のような表情になるよう、密植気味で植栽。膝丈ほどの草丈になります。
-
カラー「キャピテイン」花壇の
コンセプトを教えてください! -
切り花でなじみ深いカラーを、花壇でも花束のような表情になるよう、密植気味で植栽。膝丈ほどの草丈になります。
カラーの葉は、ボリューム多く存在感が花よりも大きな印象になりがちですが、「キャピテイン」の花を包むように育つ葉のボリュームも楽しみ、観察してみてください。草丈高めで、ステムが細いのに、突然の強い雨でも倒れず、豪雨後の葉裏の泥跳ねにも対応できる品種です。
大きな花束のようなカラーのエリアで、半日陰を華やかに!
【花壇で使用した草花】
カラー キャピテイン チェリオ/マレロ/ハリウッド、サンパティオ® ホワイト、サンパティオ®パープル(ver.2)、シロタエギク、サルビア ブラックパール、ユキヤナギ




- 「キャピテイン」の品種紹介をお願いします
- 切り花がイメージできる品種。ステムはしなやかですが自立できる強さがあり、球根の定植から開花までの期間が短いのがすごくよい。
- 「キャピテイン」の品種紹介をお願いします
-
切り花がイメージできる品種。ステムはしなやかですが自立できる強さがあり、球根の定植から開花までの期間が短いのがすごくよい。
開花後は色あせることもなく、観賞期間が長いのが従来のカラーと異なる点だと思いました。切り花として飾ることもでき、育てる楽しみと活用する面白さが味わえる品種です。
土質にこだわらず、半日陰で栽培が可能。水と肥料の管理も周りの植物に合わせられるので、ダメージゾーンになりやすい半日陰を華やかに楽しむことができます。草丈も魅力の一つ。夏を迎え周りの草花のボリュームが増すころの開花になりますが、埋もれることなく存在感のある姿が観賞できます。
【花壇で使用した草花】
カラー「キャピテイン ソロ」、ユーフォルビア、アジサイ「アナベル」



-
花壇のコンセプトを
教えてください! - 白の水玉模様になるように、葉が主役になった落葉花木の株元に植栽。白いボンボンが背景のグリーンに映えるようなイメージ。夏の強い日差しの中でも映え、白の花色を爽やかに涼しげに見えるよう植栽をイメージしました。
-
センニチコウ「ミラーボール」花壇の
コンセプトを教えてください! -
白の水玉模様になるように、葉が主役になった落葉花木の株元に植栽。白いボンボンが背景のグリーンに映えるようなイメージ。夏の強い日差しの中でも映え、白の花色を爽やかに涼しげに見えるよう植栽をイメージしました。
合わせる草花も、白の花色が美しく、退色しにくいジニア「プロフュージョン」とペンタスをチョイス。ジニアのスモーキーな葉色と、ペンタスの濃い緑の葉色で、葉のグラデーション効果も加わり奥行き少ないエリアでも、立体的な景色を楽しむことができます。
初秋には、センニチコウとジニアが混じり合い、間にペンタスがどっしりと花を咲かせるような景色をイメージ。定植から抜き取りまで、景色の移り変わりを観賞でき、暑さの中、ローメンテナンスでよいのが魅力。
【花壇で使用した草花】
センニチコウ「ミラーボール」の組み合わせ花壇の写真。植栽されている草花:センニチコウ ミラーボール ホワイト、ジニア プロフュージョン ホワイト、ペンタス グラフィティー ホワイト




- 「ミラーボール」の品種紹介をお願いします
- 草丈が膝下程度でも枝数が多く、花数が多いのが魅力の品種。従来の膝上に伸びるタイプよりも、晩夏まで倒れにくいのがよいところ。
- 「ミラーボール」の品種紹介をお願いします
-
草丈が膝下程度でも枝数が多く、花数が多いのが魅力の品種。従来の膝上に伸びるタイプよりも、晩夏まで倒れにくいのがよいところ。
センニチコウの白花は、長く花壇で観賞すると色が退色し発色のよさがなくなるがデメリットでしたが、この品種は長く花色が続く気がします。
花がら摘み不要のセンニチコウの威力が再認識できるよい品種だと思います。
株のまとまりがよいのに、枝間の空間がありコンテナ植栽でも限られたコンパクトな花壇でも活用しやすさがあると思います。
植物の合わせ方次第で、コンパクトなスペースを、ナチュラルに、ボリューミーな植栽として楽しめる品種です。
【花壇で使用した草花】センニチコウ「ミラーボール パープル」、ペンタス「グラフィティ レッドベルベット」、ジニア「プロフュージョン コーラルピンク」、ペチュニア「バカラIQ レッド」、ペチュニア「バカラIQ ストロベリー」、アルテナンセラ
2024年夏、お台場の
「都立シンボルプロムナード公園」を
彩ったかわいらしい草花を紹介します!
個性豊かで花壇にぴったりの
品種が勢ぞろい!
ぜひご覧ください♪



Recommend_01
プロフュージョン
初心者の方でも
手軽に栽培できる♪
ジニア
「プロフュージョン」
「プロフュージョン レッドイエローバイカラー」の特徴的な花色が映える花壇!
咲き進むにつれて変化する絶妙な色がとてもかわいらしく、
ライムイエローのリーフともよく合っていますね。
の購入はこちら


Recommend_02
サンダー
夏の植栽の強い味方!
ニチニチソウ
「サンダー®」
夏の暑さに負けず開花し続け、ニチニチソウの中でも
特に花が大きいのが特長の「サンダー®」シリーズ。
カラーバリエーションも豊富で、鮮やかな色合いが道行く人の目を楽しませてくれます!
の購入はこちら


Recommend_03
レッドトーチ
クルクマ
「レッドトーチ」
花穂が大きい珍しい品種。
アジアっぽさを感じてかわいらしいです!
の購入はこちら


Recommend_04
エメラルド
チョコゼブラ
クルクマ
「エメラルドチョコゼブラ」
花壇に植えると夏から10月頃まで次々に開花し、
1つの花の開花期間が約1ヶ月と長く楽しめます。
暑さが厳しいほど元気に育ちカラフルな花が楽しめるので、
夏花壇におすすめですよ♪
の購入はこちら